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お客様インタビュー 実例から見るAJSソリューションの成果とお客様の本音

株式会社LIXIL様

仕訳データから必要な情報を素早く抽出

住まいと暮らしの”総合住生活企業”として成長を続ける株式会社LIXIL。
2011年4月、トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生した、LIXILグループ最大の事業会社です。それぞれのブランドがこれまで蓄積してきた技術力・デザイン力を結集した結果、窓、玄関ドア、内装建材、外壁、キッチン、トイレ、バスルームなど、家1棟分の建材をまるごと供給することが可能になりました。現在は環境・エネルギー分野にも力を入れているほか、異業種との業務提携により新しいビジネスにも挑戦。成長著しいアジアを中心に海外へも進出し、グローバルに事業を展開しています。

2011年4月に5社が統合し、新生LIXILとしてスタートを切った同社は、統合会計システムの構築に合わせてREPOPAを導入。
グループ105社の大規模な経理業務におけるレポート出力へ活用するとともに、決算業務の効率化・早期化に向けて利用範囲を拡大しています。

導入ソリューション:REPOPA

株式会社 LIXIL
経理本部 経理財務部
システムグループ
グループリーダー
西原寛人氏

初級者から上級者まで使える利便性と信頼性の高さを評価

REPOPA導入の背景を教えていただけますか。

2011年4月の会社統合を機に、グループ傘下105社で個別に稼働していた会計システムを統合することになったのがきっかけです。その一環として、データベースから見たい会計データを取り出して加工できる、レポーティングツールの導入を決めました。

REPOPAの選定理由をお聞かせください。

一番の理由はレポーティングツールとしての操作性、使い勝手の良さです。REPOPAは、その旧製品がLIXILの前身の1つであるトステムにて、10年間にわたって使われてきた実績があり、会計データを抽出して加工したり分析したりするレポーティングツールとして重宝されていました。「慣れ親しんだExcelと同じ操作性で非常に使いやすい」という現場の声も届いており、1000名近くのユーザーが約900のテーブルを使いこなしつつ、Excelでさまざまな分析をしていたことから、新会社でもREPOPAを採用する流れとなりました。

中でも最も気に入ったポイントは?

月次レポートなど定型的な使い方をする人と、Excelでマクロを組んで生データを加工するようなパワーユーザー、その両方に対応できるところですね。旧トステム時代よりツールを使い込んでいるユーザーからは「新システムでも自分で分析軸を立てて複雑な分析がしたい!」というBIツールとしての要望が寄せられていましたが、REPOPAならこうした声に応えることができます。逆に、ユーザーが初めての場合でも、すんなりと使い方を覚えられることから、「もっと手軽で簡単に使えるシステムが欲しい!」という声にも対応できます。こうした利便性の高さが採用の決め手となりました。

レポーティングツールに求める要件とは何でしょうか。

まず1つめはレスポンスの速さです。特に今回の統合会計システムでは、月に約900万件もの仕訳データを扱う大規模運用となることから、素早く出力して加工するためにはレスポンスの速さが必須となります。2つめはシステムの信頼性。仕訳データをもとに予算を作成することを 考えると、データの信頼性を確保しなくてはなりません。さらにセキュリティ面も重要です。その点、REPOPAはレポートの公開範囲やユーザー権限を細かく設定できるので、セキュリティに関する要件も満たしていました
ハイスペックDBサーバーの導入とDBチューニングの実施でシステムパフォーマンスを強化

稼働開始時期とユーザー数を教えていただけますか。

統合会計システムの構築と並行してREPOPAの導入を進め、2012年4月から本稼働を開始しています。この段階では用途を経費精算などに絞り、500ユーザーからスタート。その後、2012年7月に900ライセンスを追加して、本格的なレポーティングツールとして、データベース検索とレポート作成に使い始めました。現在(2012年10月時点)では、グループ全体で1400名の経理担当者が利用する大規模システムとなっています。

システム構築のポイントはどこにありましたか。

大規模システムにおけるREPOPAのパフォーマンスを高めるため、データベースのサーバーにはハイスペックなマシンを導入し、チューニングも念入りに行いました。また、データベースと統合会計システムのマスターデータ間の連携についても、シームレスにデータ移行ができるよう工夫しています。こうしてテストマシンと2000万件のテストデータを使ってレポート出力のレスポンスをチェックしたのですが、最短5秒で出力できることが確認できました。

ユーザー教育は実施されましたか。

統合会計システムのユーザー教育と並行して行いました。グループ各社の経理部門から約50名のキーマンを選出し、約20回の教育を実施。その後、キーマンが各部署に戻り、半年間かけてスキルトランスファーを行っています。REPOPAの場合、ツールの操作よりもデータベースの中身をユーザーに理解してもらうことが大切です。○○のデータが欲しい場合は、何をキーに指定して、どういった項目を取り出すべきか。ここを理解してもらうのに時間がかかりました。現在では、ユーザーにさらにREPOPAを使いこなしてもらうため、事例を交えた活用マニュアルを作成し、イントラネット上に公開しています。
会計業務の効率化による決算の早期化、精度向上に期待

現在、REPOPAをどのようにお使いですか。

統合会計システムで発生するデータは、すべてREPOPA上に公開。現在は約400テーブルを使ってレポートを出力しています。具体的には、社内の入金業務、月次決算の集計、決算内容の分析などです。

REPOPAのパフォーマンスはいかがですか?

インデックスが貼られた検索条件を指定する標準的なリクエストの場合ですと、ほぼストレスを感じないレベルになっています。ただ一方で、複数のデータを結合して抽出しようとしたり、特定のキーを指定しようとしたりすると多少の時間がかかりますね。そこで、プロジェクトでは高いレスポンスが得られるレポート定義をテンプレートとして公開し、ユーザーに活用を呼びかけています。

操作性に関するユーザーの反応はいかがでしょうか。

トステムで旧製品を利用していたユーザーは、現在のREPOPAも難なく使いこなしています。このたび新たにREPOPAを利用することになったユーザーも、Excelと同様に操作ができるため、戸惑うことはないようです。

導入効果を教えていただけますか。

会計業務の効率化につながっています。従来は、欲しいデータがある場合はシステム部門にデータの抽出を依頼しなければならず、その煩雑さを嫌って分析を躊躇する人も少なくありませんでした。また、データを抽出した後も、自分自身でExcelにデータを流し込んで複雑なピポット分析などを行う必要があったため、分析を止めてしまうケースもあったようです。しかしREPOPAでは、入金、出金、買掛、売掛など会計や決算に関するあらゆるデータをユーザー自身が取り出して加工し、あらかじめ用意したテーブルをもとに簡単に分析ができるので、こうした煩わしさはなくなりました。今後、統合会計システムと合わせて、決算の早期化、精度向上にREPOPAが貢献してくれることを期待しています。

今後の課題と展望を教えてください。

まずは公開した400テーブルについて、ユーザーに使いこなしてもらうことが最優先です。そのためにも、活用方法やメリットを訴求し、業務範囲を拡大していくことが、私たちの使命と考えています。また、現時点でREPOPAの利用はグループの経理部門だけにとどまっていますが、トステムでは販売管理部門、購買調達部門、生産部門などで利用していた実績がありますので、今後は用途の拡大も考えられるでしょう。AJSには、REPOPAのパフォーマンスや操作性の向上について、さらなる改善を期待しています。

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