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実例から見るAJSソリューションの成果とお客様の本音

岡部株式会社様

基幹業務システム「SAP® ERP」のバージョンアップと周辺システムの仮想化を同時に短期間で完了し、
業務の効率化と経営情報の迅速な提供を実現

建設関連製品メーカーである岡部は2007年から「SAP® ERP」を基幹業務システムとして利用してきた。 その保守サポート切れが迫ったことから、同社ではバージョンアップと周辺システムの仮想化を計画。ベンダーにAJSを選び、計画通り2014年1月から新システムを稼働させた。 その結果、受注集中時の遅延解消、業務の効率化と共に、経営情報の迅速な提供が実現した。

導入ソリューション

SAP® ERP バージョンアップ

SAP ERP保守サポート切れが迫り、バージョンアップを決定

岡部株式会社様(以下、岡部)は1917年の創業以来、「安全・安心の提供を通じて社会に貢献する」ことを経営理念の第一に掲げ、建築・土木資材の製造販売を中心に事業を行う企業である。 特に、地震や土砂崩れなどの災害から人々の命と財産を守る、okabeブランドの耐震関連製品、法面補強製品は、「建設のプロ」が選ぶブランドとして幅広い支持を集めており、これらの建設関連製品事業をコア事業、また北米・欧州を中心に高いシェアを持つバッテリー部品からなる自動車関連製品事業を準コア事業と位置付け、その他、海外ホテル事業、海洋事業などを展開している。

岡部では2014年度を初年度とする中期経営計画「okabe-ミライ計画-2017」を策定し、その中に掲げる3つのビジョン《①ミライを支える「新工場」 ②ミライに羽ばたく「新製品」 ③ミライを創る「新分野」》の実現に向け、創業百周年、そしてその先の「ワクワクするミライ」へ向け、挑戦を続けている。


岡部では2007年に統合業務パッケージ「SAP ERP」を導入、基幹業務システムとして稼働させ、周辺システムと併せて、利用してきた。また2012年には営業を中心にタブレット端末300台を導入、顧客へのカタログの提示や営業する上で必要となる資料閲覧および社内研修などに活用している。


「『SAP ERP』を業務の中核として利用してきましたが、『SAP ERP』のバージョンが2013年3月に保守サポート切れを迎えるとのことで、バージョンアップを行うことにしました」と岡部 経営企画室 情報システムグループ 部長代理 橋本 恭一氏は語る。

旭化成でのSAP ERPアップグレード実績などからAJSを構築ベンダーに選定

「SAP ERP」は基幹業務システムとして利用が定着した結果、ユーザーの活用範囲が広がると共に、使い方も高度化してきた。そのため、サーバーに負荷がかかり、特に月末・月初や連休明けなど顧客企業からの発注が集中する時に、レスポンスが悪化するようになった。

「当社の製品は、得意先から朝注文を受けたら、午後には出荷しなければならないものも多く、非常に納期が短く、迅速に処理しなければなりません。ところが、『SAP ERP』のパフォーマンスが悪いと、業務が遅延してしまいます。それで、ユーザー部門からも、パフォーマンスの改善を求める要望が上がるようになっていました」(橋本氏)。

また、データウエアハウスや夜間バッチ処理など「SAP ERP」の周辺システム用サーバーは単体で設置されていて、管理が複雑なことから、管理負荷を減らすことも課題だった。さらに、サーバーはすべて自社内に設置しており、BCP対策の観点からデータセンターへの移設・集約も必要になっていた。

これらの課題を解決するために、岡部では「SAP ERP」のバージョンアップと周辺システム用サーバーの仮想化、「SAP ERP」及び周辺システムサーバーのデータセンターへの移設を行うことにした。そして、そのための構築ベンダーの選定に入り、同社のシステム構築経験がある複数社の提案を比較検討した結果、最終的にAJSを選んだ。
岡部では新システムへの稼働を先延ばしできないことから、2014年の年始に切り替えることにした。そうすると、プロジェクト完了まで1年弱しか時間がなく、短期間でプロジェクトを完遂できる能力を持ったベンダーを選ぶ必要があった。

「そこで製造業での『SAP ERP』のバージョンアップ経験が豊富なことを選定にあたっての大きな基準にしました。AJSは、旭化成の『SAP ERP』による大規模な基幹業務システムのバージョンアップの経験があるだけでなく、当社の経費精算システムの構築を担当したことが決め手になりました」(橋本氏)。

品質を確保し、複数ベンダーをとりまとめて、計画通りにプロジェクトを完遂

こうして、移行プロジェクトがスタートした。岡部にとっては初めての経験だったため、新規構築時のような大変さがあるのか、システムが動いている中で別の課題があるのかなど分からないことが多かった。加えて、12月決算であることから、決算データが正確性を維持できるかどうかなどの不安点もあった。

それらを解消するため、AJSは旭化成の「SAP ERP」アップグレード経験でのナレッジをもとに開発したアップグレード用アセスメントツールを利用して、アップグレード箇所を見つけ出していった。これによって、高価なツールを使うことなく、品質を確保してアップグレードを行うことができるとともに、コスト削減にも貢献することができた。2014年年始の本番稼働を実現するため、移行のリハーサルを何度も行うと共に、本番稼働後の業務に影響が出ないように、開発品質を確保しながら、プロジェクトを進めていった。

さらに、「SAP ERP」用サーバーは今までと同様にOSとしてIBM iを稼働するPower Systemsを使用し、周辺システムはVMwareによる仮想環境を構築して、仮想マシンとして集約したため、複数のベンダーをまたがる形で、プロジェクトをマネジメントした。
その中で、「SAP ERP」やインフラ、システムの各ベンダーをとりまとめ、テストフェーズでの課題解決に取り組んだ。とりわけ、Power Systems上での「SAP ERP」のアップグレードは国内では事例が少なかったが、SAPジャパン社とのパイプを生かして、コミュニケーションラインを確立することで、計画通りにプロジェクトを進めていった。そうした取り組みの上に、システム切り替え時には、各ベンダーをコントロールして、切り替えを予定通り終わらせることができた。

業務の効率化に大きく貢献すると共に、経営情報も迅速に提供

こうして、移行プロジェクトは予定通り完了し、2014年1月から新しいバージョンの「SAP ERP」による基幹業務システムの利用が始まった。

「バージョンアップで、『SAP ERP』の保守が延長され、2020年までになりました。これで安心して、『SAP ERP』を使い続けることができます。またレスポンスも大きく改善され、ユーザーからは速くなったという声が上がってきています。実際、月末・月初などのピーク時でも一切、処理が遅れることがなくなり、業務の効率化に大きく貢献しています」(橋本氏)。

また、夜間バッチ処理もスムーズに行われ、社長をはじめ経営層が朝出勤した時には処理が完了しており、データウエアから最新の経営データを見ることができるようになった。
さらに周辺システムのサーバーは仮想化され、サーバーはすべてデータセンターに設置されているため、周辺システムの管理が統一される共に、サーバーの管理性が向上して、管理負荷が軽減され、コストの低減も実現することができた。

岡部では今回「SAP ERP」のバージョンアップで、業務の効率化や経営情報提供の迅速化を実現することができたことから、今後、現在紙ベースで行われることが多い顧客企業からの注文の効率化を検討していく考えだ。

導入企業様


岡部株式会社


本 社 東京都墨田区押上2丁目8番2号 

創 業 1917年(大正6年)4月14日

URL http://www.okabe.co.jp/

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